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手から生まれるもの 

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「親業」って本を読みました。

なんかすごいタイトルの本ですが、1998年に発行されています。

子育ての本はいろいろと読んできましたが、最近はそんなに悩む事もなくなったので読んでいませんでしたが、ある人がとてもよかったと言っていたので図書館から借りてみました。

子育てコーチングのようで、実は親自身を教育する本の内容です。

この本の中で気になった部分は、付箋をつけてもう一度読み直しています。
「親業」って本を読みました。_c0136259_20505267.jpg


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あなたの子供は、あなたの子供ではない
待ちこがれた生そのもの息子であり、娘である
あなたを経て来たが、あなたから来たのではない
あなたと共にいるが、あなたに属してはいない
あなたは愛情を与えても、考えを与えてはならない
なぜなら、彼らには彼らの考えがあるから・・・
あなたが彼らのような努力はしたとしても、
彼らをあなたのようにすることを求めてはならない
なぜなら、生は後戻りしないし、
きのうのままにとどまりもしないのだから

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ギブラン(預言者)


私は出産した瞬間にある事が脳をよぎりました。

それは、『この子と私はまったくの別の人間』だと・・・

その後、強烈な母性本能で子供を守らなければと必死になったのを思い出します。

子育てをしていると、自分の思い通りにならないと叱ったり、叩いたり、という事もしてきました。でも、ある時期から、それは、私の都合を押し付けて子供をコントロールしていることがわかりました。

子供は私の所有物ではなく一人の人間なんだ。と気持ちを切り替えて

きちんと向き合っていろいろな私の気持ちを伝えて、人間同士尊重しながら生きていく道を見つけてから親子関係がとても良くなりました。

親と子ではなく、一人の人間として付き合う。

この本は、そんな関係を再確認した本でした。

より良い親子関係を望んでいる方にお勧めします。

親業 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方/トマス・ゴードン/近藤千恵【RCP1209mara】by カエレバ
by ripplehair | 2012-09-05 20:52
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